現代のレンズにない味わいを、楽しむ邪道なコーナーです。


by abikooldlens

<   2016年 08月 ( 33 )   > この月の画像一覧

Nikkor-S auto 35mm F2.8

Nikkor-S auto 35mm F2.8
c0109833_13590326.jpg
1959年にNikonFと共に発売され、1963年に改良型になっています。
このレンズは、他の何本かのニッコールレンズと共に、NikonF->SonyEヘリコイドアダプターに、接続できません。はまるのですが、ねじることが出来ず、ロックできないのです。
c0109833_13591884.jpg
おそらくこの時期に、ニコンのFマウントに何らかの変化があったのでしょうね。まあ何しろ初代のFマウントですから、ニコンもその後50年以上もマウントを変更しないで続けるとは思っていなかったでしょうから、Fマウントはこれで互換性も確保してゆく、などと言うことは、無かったでしょう。
c0109833_13593863.jpg
なので、多少の変更があったとしても、不思議ではありません。
c0109833_13594624.jpg
その回避策として見つけたのが、NikonF->CanonEFのアダプターを噛ませて、CanonEF->SonyEヘリコイドアダプターを使用するという方法です。
c0109833_13595418.jpg
NikonF->CanonEFのアダプターは幸いにしてどのニッコールレンズにも使えました。CanonEF->SonyEヘリコイドアダプターは12mmの繰り出し量があります。NikonF->SonyEヘリコイドアダプター直接でも14mmしか繰り出しが無いので、二段重ねでも十分いけます。


Fマウントはフランジバックが長いため、Fのボディではほとんどのマウントが使用できませんが、Fのレンズは他のボディで使い易いいうところが、今回は利点として出ています。
c0109833_14000479.jpg
c0109833_14000918.jpg

[PR]
by abikooldlens | 2016-08-31 14:00 | F | Comments(2)
キンドルで出版いたしました。

よみがえるタクマーズームたち オールドレンズ開放同盟 Kindle版
https://www.amazon.co.jp/dp/B01L77E0DW

ペンタックスはズームに慎重だったのでしょう。タクマーズームは、ガラスは良いもののスペック的にはかなり魅力に乏しいものとなっています。そのため現在では結構入手しやすい価格で取引されていますが、ヘリコイドアダプターと共に使えば、ガラスの良さで魅力が復活してきます。

防湿庫の肥やしになっているレンズがあるなら、見直してみるのも良いでしょう。



キンドルをお持ちの方、あるいはスマホ、タブレットのキンドルアプリでご覧いただけます。
PCでも読めるようになりました。

http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html/ref=pe_09/?docId=3078592246&ie=UTF8


シェアなどしていただけると、ありがたいです。
よろしくお願いします。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01L77E0DW

[PR]
by abikooldlens | 2016-08-30 16:40 | Comments(0)

Taisei kogaku tamron 55-90mm F4

Taisei kogaku tamron 55-90mm F4
c0109833_15593186.jpg
タムロンが1964年に発売したズームレンズです。
最短撮影距離は1.5m。フィルター径67mm。580gとずっしりしています。
c0109833_15594131.jpg
1961年に95-205mmF6.3を発売して以来、タムロンとしては2本目のズームになります。この後は、技術的問題と、ニーズと両方の問題だと思いますが、望遠系のズームばかり開発しており、再び標準域に入るズームを作るのは1973年の38-100mmまで待たねばなりません。
c0109833_15595492.jpg
ニッコールの43-86mmF3.5が1963年ですから、まだまだズームの黎明期でした。
c0109833_16000489.jpg
2倍に満たない、ほんとに初期のズームの香るレンズですが、質感はなかなか高くて、机の上に置いてあるとつい手にして楽しんでしまうレンズです。スペックは低くてもかわいいやつです。

55mm
c0109833_16001793.jpg
c0109833_16002423.jpg

[PR]
by abikooldlens | 2016-08-30 16:00 | M42 | Comments(0)

Mamiya Sekor C 70mm F2.8

Mamiya Sekor C 70mm F2.8
c0109833_17142021.jpg
マミヤの645シリーズ用の交換レンズと思います。
ジャンク品として売られていたものなので、マウントアダプターも市販されてはいるものの、M42リングを接続して改良してしまいました。
c0109833_17150785.jpg
FやEFなどに変換するアダプターもありますし、Eマウント直接もあります。レンズをたくさんお持ちの方はこれらのマウントアダプターがおすすめです。
c0109833_17151633.jpg
私はこのレンズ1本だけですし、ジャンク品ですし、今後増やす予定も無いので、より低価格なM42化で済ませてしまいました。
c0109833_17153748.jpg
645の中でも低価格な標準レンズとして作られたようで、のちに80mmに変更されてしまいます。逆に言えばマミヤのレンズの中でもユニークな存在だと、良い方向性で理解しましょう(笑)
c0109833_17154608.jpg
c0109833_17155169.jpg
c0109833_17155836.jpg
c0109833_17160456.jpg




[PR]
by abikooldlens | 2016-08-29 17:16 | その他 | Comments(0)

UVTOPCOR 53mm F2

UVTOPCOR 53mm F2
c0109833_15090232.jpg
のちのRE:TOPCORはエキザクタマウントになりますが、UVTOPCORは独自のマウントです。1963年の発売です。
c0109833_15091727.jpg
マウントアダプターも市販されていないようで、自分で改造したり、自作したりする人は多いようです。
c0109833_15092548.jpg
私は底部にTマウントM42を接続。ボディ側はボーグのヘリコイドシステムを利用してα7に使用しました。これもKowa-Rと同じようにレンズ本体のヘリコイドも利用できるので、元々の最短撮影距離0.7~無限の範囲はレンズのヘリコイドで。プラスαでM42ヘリコイドも利用できるという、二重においしく出来ています。
c0109833_15093987.jpg
c0109833_15094589.jpg
UVはレンズ本体にUVフィルターと同じコーティングをして紫外線をカットしたことからの名称です。個人的にはTOPKORとKにしてしまいたいのですが、TOPCORとCが正解です。
c0109833_15095308.jpg
c0109833_15095770.jpg
c0109833_15100272.jpg


[PR]
by abikooldlens | 2016-08-28 15:10 | その他 | Comments(0)

Micro Nikkor 55mm F3.5

Micro Nikkor 55mm F3.5
c0109833_17335004.jpg
1961年に発売されたマイクロニッコールは等倍まで撮影可能でしたが、1963年からは1/2倍までになり、1994年のAiまで生産が続きます。1980年には55mmF2.8が発売されていますから、その後も15年くらい継続生産されていたわけです。
c0109833_17340465.jpg
単独で15年でも結構寿命が長い方ですが、F2.8が開発された後に15年ですから、結構すごい数字です。
c0109833_17341555.jpg
ところで初代は等倍可能な手動絞り、2代目からは自動絞りで1/2倍にとなりました。私のようにマウントアダプターで使用する場合、自動絞りは意味がありませんので、もしチャンスがあるならば等倍可能な初代を入手してみたいものです。初代でもありますしね。
c0109833_17343315.jpg
c0109833_17343833.jpg
c0109833_17344496.jpg
c0109833_17344962.jpg


[PR]
by abikooldlens | 2016-08-27 17:34 | F | Comments(0)

Kowa-R 50mm F1.8

Kowa-R 50mm F1.8
c0109833_18130948.jpg
あの、コルゲンコーワの、興和のレンズです。
今はカメラは作っていませんが、フィールドスコープなどの光学製品は製造しています。
c0109833_18132153.jpg
レンズシャッターだったようですが、これはレンズだけのジャンク品。そこでレンズ底部に一つ薄いリングを噛ませた後にTマウントのM42アダプターを接続しました。
c0109833_18133492.jpg
1965年からレンズ交換式レンズシャッターカメラ、SERシリーズを製造し、1970年のSET-R2を最後にして、1978年にはカメラから撤退してしまいます。その間に交換レンズは28mmから200mmまで、10本程度作っていたようです。
c0109833_18134454.jpg
これもボーグのM42ヘリコイドシステムに接続していますが、レンズ単体で元々の最短撮影距離0.7mから無限までピントが合うので、ボーグのヘリコイドがおまけとしてプラスαに使え、余分に寄れるのがうれしい点です。

c0109833_18135280.jpg
c0109833_18135636.jpg
c0109833_18140148.jpg


[PR]
by abikooldlens | 2016-08-26 18:14 | その他 | Comments(0)

Auto Miranda 50mm F1.8

Auto Miranda 50mm F1.8
c0109833_16595470.jpg
ミランダカメラ用のレンズです。マウント部が壊れたジャンク品ですが、ごく薄いM42中間リングをテープ止めして、ボーグのM42ヘリコイドシステムに接続してみました。

一応無限からそこそこ寄れます。0.6mくらいでしょうか。
c0109833_17004260.jpg
ミランダカメラというのは名前は知っていますが、一度も所有したことがありません。Wikipediaによれば46機種もカメラを作っていたのですね。1975年頃に倒産していますが、私が初めてカメラPentaxSPFを購入したのはその数年前だと思いますので、当時の私にはまるで眼中に無かったのでしょう。
c0109833_17005604.jpg
フランジバックは短く、ミランダボディに他のレンズをつけるには向いていたようですが、逆にミランダのレンズを他のボディに使うのは困難です。ボーグの短いヘリコイドシステムで、ぎりぎりEマウントでも使えるように出来ました。
c0109833_17005067.jpg

所有するレンズはこれ一本ですし、マウント部は壊れていますし、今後増やす予定も無いので、臨時に使えれば良いというテープ止め使用です。これでも手近なところでの撮影には間に合いますし、いつでも現状回復が出来、かつ低価格で対応できるという利点があります。
c0109833_17001720.jpg
おもしろいのは距離表示などが逆になっていること。普通はカメラボディ側から見て正位置ですが、このレンズは逆にレンズ側から見て正位置になるように刻印されています。
c0109833_17002931.jpg
c0109833_17010427.jpg



[PR]
by abikooldlens | 2016-08-25 17:01 | その他 | Comments(0)

RMC Tokina 70-210mm F3.5

RMC Tokina 70-210mm F3.5
c0109833_17365800.jpg
RMCはAT-Xの前にトキナーが使っていたブランドです。安定して画質は良かったと思います。
c0109833_17374824.jpg
昔は、サードパーティーの70-210mmとか80-200mmが多く作られていて、その中でもF3.5は人気だったと思います。手頃な望遠、手頃な重さ、手ごろな価格、そこそこに明るい。そのような狙いでしょう。
c0109833_17371430.jpg
今では、70-200mmF2.8の超高級望遠か、F5.6のお手軽レンズか、二極化してしまいました。70-200mmF4と言うようなところもありますが、埋もれた感じです。
c0109833_17372861.jpg
70-210mmF3.5なんて、今作っても人気が出そうな気はするんですけれど。このレンズは最短撮影距離が1.2mです。インナーフォーカスでもないしここまで寄れれば1:4の倍率も得られて、使い勝手は良好です。
c0109833_17373973.jpg
c0109833_17375993.jpg
c0109833_17381029.jpg



[PR]
by abikooldlens | 2016-08-24 17:38 | 各種有り | Comments(0)
Micro-Nikkor 55mmF2.8 ヘリコイドアダプター
c0109833_15145385.jpg
F3.5のMicro-Nikkor 55mmが発売されたのが1961年。その後様々な改良が施されましたが、F2.8となるには20年を要しています。Miro-Nikkorが60mmになったのが89年ですから、80年から89年まで3種類の55mmF2.8か作られています。
c0109833_15151651.jpg
最短撮影距離は0.25mで1/2倍まで。等倍撮影には中間リングを使用しました。
このレンズについてはニッコール千夜一夜物語に精しくかたられています。
それ以上のことはありませんから、ニッコール千夜一夜物語をご覧ください。
c0109833_15150898.jpg

ちなみに、私の最初のニコンカメラはAFのF501でした。そのとき購入したのがAiAF Micro Nikkkor55mm F2.8です。当時AFがまだ物珍しく、ジーコジーコと動く55mmは繰り出し量が大きいのでおもしろかったのですが、描写が硬くAFは遅く、ボディの問題はありますが使いにくいレンズでした。
その後にAiAF Micro-Nikkor 60mmF2.8が発売されて買い換えています。さらに今ではAF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDとなっています。レンズ性能は今のレンズが圧倒的だと思っていますが、デジタルでMFで使う分には、Micro-Nikkor 55mmF2.8もなかなかです。フイルムでは硬いと思われた描写もデジタルではちょうど良く、マクロ撮影ではMFのほうが使い易いことも多いからです。
c0109833_15153081.jpg
c0109833_15153581.jpg
c0109833_15154119.jpg
c0109833_15154720.jpg


[PR]
by abikooldlens | 2016-08-23 15:15 | F | Comments(0)