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現代のレンズにない味わいを、楽しむ邪道なコーナーです。


by abikooldlens
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Beroflex SuperWide FishEye 12mmF8

魚眼レンズなのに比較的安く売っていたので喜んで買ったのですが、やっぱりそれなりの理由はありました。

当然のことながらF8と暗いこと。

そしてヘリコイドがないこと(絞りはあるF8,F11,F16の3段階)

つまりF8の暗さを利用したパンフォーカスレンズなのです。

しかも、12mmという奇妙な焦点距離。

一概には言えないのでしょうけれど、だいたい16mmが対角線魚眼で8mmで円形魚眼になるわけですが、その中間の12mmと言う画角。そして写してみると、まさしく上下が切れた中途半端な円形魚眼になってしまいます。今でこそAPS-Cクラスで使えばちょうど良いような物ですが、このレンズが作られた時代、はっきりとはわかりませんがおそらくはフイルムオンリーでAPS-Cのデジタルなど影も形もない時代。

その時にこの中途半端な焦点距離と画角は、何を目的としていたのでしょうか。

謎は深まるばかりです・・・

Beroflex SuperWide FishEye 12mmF8_c0109833_18193259.jpg


Beroflex SuperWide FishEye 12mmF8_c0109833_18194158.jpg



スイングパノラマにはちょうど良いか
Beroflex SuperWide FishEye 12mmF8_c0109833_18195212.jpg

by abikooldlens | 2014-01-04 18:20 | M42