Beroflex SuperWide FishEye 12mmF8
2014年 01月 04日
当然のことながらF8と暗いこと。
そしてヘリコイドがないこと(絞りはあるF8,F11,F16の3段階)
つまりF8の暗さを利用したパンフォーカスレンズなのです。
しかも、12mmという奇妙な焦点距離。
一概には言えないのでしょうけれど、だいたい16mmが対角線魚眼で8mmで円形魚眼になるわけですが、その中間の12mmと言う画角。そして写してみると、まさしく上下が切れた中途半端な円形魚眼になってしまいます。今でこそAPS-Cクラスで使えばちょうど良いような物ですが、このレンズが作られた時代、はっきりとはわかりませんがおそらくはフイルムオンリーでAPS-Cのデジタルなど影も形もない時代。
その時にこの中途半端な焦点距離と画角は、何を目的としていたのでしょうか。
謎は深まるばかりです・・・
スイングパノラマにはちょうど良いか