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現代のレンズにない味わいを、楽しむ邪道なコーナーです。


by abikooldlens
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Petri 55mm F1.8 C.C.Auto

Petri 55mm F1.8 C.C.Auto
Petri 55mm F1.8 C.C.Auto_c0109833_13500287.jpg
ブログ再出発記念と言うことで、少し変わり種を。
Petri 55mm F1.8 C.C.Auto_c0109833_13493296.jpg
このレンズにはM42マウントのものもありますが、これはペトリ独自マウント仕様です。ペトリマウントからEマウントのアダプターもありますが、ペトリマウントのレンズを増やすつもりも無く、というより下手にアダプターを買ってしまってレンズが増殖すると危険なので、しかもジャンク品のレンズですから、有りものを集めて何とかしてみたいと思います。

まずレンズに、T->M42のアダプターをアロンアルファで接着。この状態でM42のマウントアダプターをつけるフランジが合わずにマクロ専用になってしまいます。個人的にはそれも有りなのですが、今回は短いアダプターを選んで、無限まで出るようにしたいのです。
Petri 55mm F1.8 C.C.Auto_c0109833_13504261.jpg

選んだのは、ボーグのシステム。
http://www.tomytec.co.jp/borg/products/helicoid

引き伸ばしレンズを通常のレンズとして使うためのものですが、これのEマウント部とM42用の接続部のみ使用します。ここにM42マウント化されたPetri 55mm F1.8 C.C.Autoをつけます。
Petri 55mm F1.8 C.C.Auto_c0109833_13510078.jpg
このままだと、逆に近距離が出なくなってしまうので、短めのM42中間リングを選んで挟みます。
Petri 55mm F1.8 C.C.Auto_c0109833_13511310.jpg
この方法で、元々の最短撮影距離0.6mから、ほぼ無限までの撮影が行えます。厳密には無限が出ていないようですが、何とかカバーできる程度の範囲に収まるようです。
Petri 55mm F1.8 C.C.Auto_c0109833_13512378.jpg
Petri 55mm F1.8 C.C.Auto_c0109833_13514483.jpg

個人的好みとしては無限が出なくてももう少し寄れた方が使い易いので、今回挟んだ薄い中間リングでは無くM42ヘリコイドでも挟んでみたいなと思いますが、今回の状態なら汎用性は高いです。

Petri 55mm F1.8 C.C.Auto_c0109833_13515434.jpg


Petri 55mm F1.8 C.C.Auto_c0109833_13515869.jpg
Petri 55mm F1.8 C.C.Auto_c0109833_13520342.jpg
Petri 55mm F1.8 C.C.Auto_c0109833_13520817.jpg
Petri 55mm F1.8 C.C.Auto_c0109833_13521390.jpg

by abikooldlens | 2016-08-07 13:52 | その他