Canon NewFD 28-55mm F3.5-4.5 ヘリコイド
1983年の発売です。
1979年に24-35mm、28-50mmと言ったレンズが発売されており、24mmになるとなかなか望遠側を伸ばせない中で、28mmでも望遠側を5mm伸ばした選択肢と言えましょう。
28-55mmと、2倍に1mm足りず半端な感じですが、想像するに、27.7mm(四捨五入して28mm)の2倍で55.4mm(四捨五入して55mm)ということかもしれませんね。
10群10枚と、この頃からレンズの枚数が増えてきた時期なのだと思います。プラスチック鏡胴で人気は薄めだと思いますけれど、28mmから55mmまで、最短撮影距離0.4mを超えてのマクロ撮影が行えます。多くのレンズで広角側かテレ側かとマクロが制限されてしまいますが、このレンズは全域で寄れるので、使い勝手は良いと思います。
さらにMマウントのヘリコイドアダプターと組み合わせれば、使い勝手はさらに良くなります。
28mmマクロとヘリコイド併用
55mmマクロとヘリコイド併用