Tamron 135mm F2.8 model CT135
タムロンとしては3本目の135mmF2.8となるレンズです
1976年の製造。タムロン自身も多数のズームをラインナップしており、さらにズーム化が進んでいく時代です。
135mmF2.8として一定のスペックは確保していましたが、この時代に単焦点として生き延びて行くには、最短撮影距離を1mにするとか、出来ればさらに短くするとか、F2.5にするとか、もうひとがんばりが必要だったんでしょうね。
実際84年には最短撮影距離1.2mでF2.5のmodel 03bがリリースされています。
しかし88年になると、あの銘レンズの初代、90mmF2.5のマクロが登場します。あれが出てしまうと、135mmでさらに寄れるレンズという線は消えて、単焦点レンズとしての役割も終わりになってしまったのでしょう。